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イスラム教の四大天使。

・ジブリール(ジャブライール)
 キリスト教のガブリエルに相当し、イスラム教では四大天使の筆頭に挙げられる。彼にまつわる有名な逸話は、ムハンマド(モハメッド)に啓示を与えた事。
 緑色をした1600枚の翼(一説には140組)を持ち、髪の毛はサフラン色。その両眼の間には太陽が、髪の毛の一本一本には月と星の輝きがあるとされている。

・ミーカーイール
 キリスト教のミカエルに相当する四大天使の一人。智恵と魂、そして物体の永続性を司る天使としての性格が強い。大洋、河川などの守護者であり、「第七の天」にいるとされ、これは「満潮みなぎる大洋」を指すといわれる。
 その翼の数を知る者は神(アッラー)のみで、姿を描写する事が出来る人間はいないとも言われる一方で、彼の髪には百万の顔があり、その顔の一つ一つに百万の目と百万の舌があり、百万の言語を口にし、それぞれの眼からは七万の涙が流れ落ち、その涙から智天使ケルビムを生み出すとも伝えられている。

・イズラーイール
 イスラム教の四大天使の中で「死の天使」、すなわち死者の魂を天国、あるいは地獄へと連れていく者。ユダヤ教でのアズラエル、キリスト教でのラファエルと同一視される事もある。一説では大きな書物を手にし、常に書き込んだり消したりを繰り返しているという。この書物には人間の天命が記されており、書くと誕生をもたらし、消すと死をもたらすらしい。
 すべての生命を見ている彼は、天使の中でも最も巨大な体を持ち、その足は地上に接していて、その頭部は天に届いているといわれる。

・イスラーフィール
 魂に命を吹き込む、復活の天使。名の意味は「燃えているもの」。最後の審判の日に角笛(あるいはラッパ)を吹き鳴らす天使とされているが、同時に、自分自身や他の天使もその炎で焼きつくしてしまう天使と言われる。
 四枚の翼を持ち、第一の翼は東方を、第二の翼は西方を、第三の翼は衣類として天から地までを覆っている。また、第四の翼はベールとなって神(アッラー)の荘厳さと彼自身とを分けているともいう。さらに、彼が吹き鳴らす復活の角笛の中は、小さな部屋に分かれており、その中で死者の魂が休んでいるといわれる。

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イスラム教の天使たち。

  • 木菟 伶
  • 2009-05-24 17:14
  • edit
・マリク
 イスラム教の世界で、地獄(ジャハンナム、すなわちユダヤ=キリスト教におけるゲヘナ)を守るといわれる天使。その名は地獄の所有者(番人)を意味する。彼には十九人の下級の守護天使ザバニヤが付き従っているといわれる。

・ハファザ
 書記天使、あるいは記録天使と称される。キラーメン・カーティブーンとも呼ばれ、常に二人一組(四人とする解釈もある)で行動する。
 人間の行為を守護し、また監視する者たちであり、常に一人の人間の左右それぞれにつき、一方が考えを口述し、もう一人が記録を取っているという。(四人とする説では昼と夜で分かれているようだ)

・ムンカル、ナキール
 常にセットで語られる二人の天使。死者がその生前、果たして正しい信仰生活を送っていたかどうか、その魂の選別する役割を持つ。死者が墓に埋められ、葬儀の参列者が去るとすぐに現れ、死者に対し、いくつもの質問をする。死者が不誠実な嘘を言えば、かなづちで殴るともいう。
 両者の外見は、ともに青い眼をした黒い天使であると伝えられている。
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